仕手株とは?
あなたは、「仕手株」ということばを聞いたことがありますか。
株の取引の経験がある方はご存じかもしれませんね。
そもそも「仕手」とは、大口の投資家などが意図的に株価の吊り上げや吊り下げをおこない、相場を変動させて利益を得ようとする行為のことをいいます。ですから「仕手株」というのは、そういった「仕手」によって株価が上下している銘柄や、そういった傾向が強い銘柄のことを差しているのです。
仕手株は、儲かることもあるかもしれませんが、非常にハイリスクといわれており、一般には、高値掴みをしてしまい、売り抜けられなくて損をしてしまうことの方が多いといわれています。また、仕手株を作り出す人を「仕手筋」と読んだりしますが、もちろん相場を操作することは犯罪ですから、イニシャル表記されたりすることが多いようです。
近年はインターネットが普及したことと、当局の規制・取り締まりが強化されたことによって、特定の仕手筋の名前が出ることは減りました。しかし、『仕手系材料株』などと呼ばれたりするように、もっともらしい材料をもとに、買い上げられる傾向はあるかもしれません。
例えば、記憶に新しいものとしては豚インフルエンザ関連として、急騰している株も、ある種の仕手系材料株と言えるかもしれません。しかしそれは、どこかの特定の筋が買い上げて値段が高くなっているのではなく、一般の多くの人が、その時々のタイムリーな材料に目をつけて、かつての仕手株のように買い上げているのかもしれません。